調査書の記載ミス…最終報告書は９月中旬公表へ 生徒に事前公開など再発防止策 堺市（2022年8月26日）
“内申書”の記載ミスがあった堺市で、再発防止に向けた検証が進められています。
堺市では今年３月の高校入試の際、市立中学校３校で計７５人の「調査書」いわゆる内申書に誤った記載があり、本来合格だった生徒２人が不合格となるなど、６年続けて記載ミスが起きています。
８月２６日、最終の検証委員会が開かれ、教員のマニュアルの理解不足や、調査書の確認が十分に行われていなかったことなどがミスの原因だとする調査報告書の素案が示されました。
今後、研修を行う教員の対象を拡大することや、事前に生徒や保護者に調査書を公開するなどの再発防止策がまとめられました。
最終報告書は９月中旬に公表される予定です。
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