7月の百貨店の売上は9.6％増 5か月連続プラス 夏物好調で｜TBS NEWS DIG
値上げが相次ぐ中でも、7月の百貨店とスーパーの売り上げが伸びました。そのわけは？
7月の全国の百貨店の売上高は、去年の7月と比べて9.6%増えて4391億円余りとなりました。5か月連続のプラスです。気温が高かったことで、お出かけ用の帽子や日傘など、夏物の商品が好調でした。
また、富裕層を中心に時計や宝飾品などの高額商品は好調で、海外ブランド品には、円安を背景とした価格改定を前に、駆け込み消費が見られたということです。ただ、コロナ前の2019年の7月と比べると依然9%のマイナスです。
また、7月の全国のスーパーの売上高は去年7月と比べて1.8%増え、1兆1147億円となりました。アウトドア用品や、トラベル用品などが牽引しました。
一方で、値上げが相次ぐ食料品は横ばいで、日本チェーンストア協会は「物価高による買い控えや、割安なプライベートブランドを買う動きも出ている」と分析していています。
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