愛知1歳男児殺害事件 出所男性「再審で一日も早く無罪を」(2022年8月20日)
愛知県豊川市で2002年、当時1歳の男の子が連れ去られ殺害された事件で、刑務所を出所した男性が会見を開き「一日も早く無罪を獲得したい」と話しました。
田辺雅樹さん：「（有罪となって）17年間の人生が本当に無駄になった。一日も早く社会生活に慣れて、通常通りの生活をしたい」
愛知県豊川市で2002年7月、当時1歳の村瀬翔ちゃんが連れ去られて海に投げ落とされ殺害された事件の裁判で、田辺雅樹さん（55）は無罪を主張しましたが、2008年に懲役17年が確定しました。
今月19日、大分刑務所を満期出所した田辺さんは支援者らとともに会見を開きました。
田辺さんは再審請求中です。
田辺雅樹さん：「威圧的な取り調べを受けて、何度言っても信用されずに問い詰められて（嘘の）自白に至った。自白のみで有罪判決を受けたことは、非常に悔しい気持ちでいっぱいだ。再審で一日も早く無罪を獲得したい」
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