【新型コロナ】感染症学会など4学会 “重症化リスク少ない人は自宅療養で”
発熱外来のひっ迫や救急搬送が困難な状況を受けて、感染症学会などが新型コロナウイルスに感染した際の医療機関の受診や救急車を呼ぶ判断基準を示しました。
感染症学会など4学会は2日、発熱外来を受診する人や救急搬送の要請が急増しているとして、新型コロナ感染後の受診や救急要請の判断基準を示しました。
まず、検査や受診については、オミクロン株は多くの場合、2日から4日で症状が軽くなり重症化する人は数千人に1人程度と推定されるとして、「65歳未満で基礎疾患のない人などは、医療機関での検査や受診は必要ない」としました。
重症化リスクの少ない人は、発熱やのどの痛みなどの症状が出た場合、まずは仕事や学校を休み、市販の解熱鎮痛剤などを飲み自宅療養してほしいとしています。
一方、65歳以上など重症化リスクのある人や、発熱が4日以上続くなど症状が重い人は、医療機関を受診し、顔色が明らかに悪い、唇が紫になる、息苦しいなどの症状があれば、ためらわずに救急車を呼んでほしいとしています。
(2022年8月2日放送)
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