全国で最多感染 無料PCR検査に大行列 沖縄は「医療非常事態宣言」 対策は?(2022年7月21日)

全国で最多感染 無料PCR検査に大行列 沖縄は「医療非常事態宣言」 対策は?(2022年7月21日)

全国で最多感染 無料PCR検査に大行列 沖縄は「医療非常事態宣言」 対策は?(2022年7月21日)

 新型コロナウイルスが猛威を振るっています。東京では21日に過去最多の3万1878人が感染し、始めて3万人を超えました。多くの観光客が訪れている沖縄では医療体制が逼迫(ひっぱく)し、救急搬送を断らざるを得ないケースも増えていると言うことです。

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 全国各地で新規感染者数が過去最多を更新するなか、東京も21日に3万人を超えました。

 そうしたなかで始まったコロナ禍で3度目の夏休み。

 東京・荒川区にあるプールは3年ぶりのオープン。子どもたちの声が戻ってきました。

 でも、コロナ前と同じようにはいかないようです。

 感染対策のため一日3回の総入れ替え制。定員300人で、楽しめるのは約2時間です。

 荒川区子ども家庭部荒川遊園課・野口正紀課長:「コロナが拡大しているんですけれども、そのなかでも『なんとか安全に楽しんで頂くような方法はないか』ということで、今の形を取らせて頂いています」

 2日連続で感染者数2万人を超えた大阪。夏休みとあり、道頓堀は人出が多いです。

 20日も過去最多を更新して5250人となった沖縄もPCR検査場の前には長蛇の列ができていました。

 県外から多くの観光客がやってきていますが、地元の人は素直に喜べないようです。

 地元の中学生:「ちゃんとマスクとか(ショッピング)モールの中でも着けたりとか、そういうのを意識してほしいなと思います」

 地元の男性:「普通に交通事故にあったとか、そういう時に自分がけがした時にちゃんと見てもらえるのかっていう不安はありますね」

 背景にあるのは感染者数の急増に伴なう“医療崩壊”です。

 沖縄県南部の豊見城市にある病院は救急患者を受け入れています。

 医師:「那覇で6件断られて、うち7件目?」

 スタッフ:「うちが6件目です」「濃厚接触者で、多くの病院に断られたそうです」

 この日、要請があったのは骨折の疑いがある高齢者。那覇市内で搬送先が見つからなかったといいます。

 こうした受け入れの依頼を断らざるを得ないケースが増えていると医師は明かします。

 友愛医療センター救急科・山内素直部長:「コロナの影響で救急医療はもちろん、一般診療もコロナ診療も、すべての医療でその影響を受けているということにすごく切ない思いでいます」

 原因はベッドの不足だけではありません。

 友愛医療センター救急科・山内素直部長:「私たちのスタッフ、スタッフの家族とかでコロナの陽性者も急増していまして、患者数の増加プラス、スタッフ不足ということで、かなり医療現場としては逼迫している状態。恐らく同じようなことが6月末、7月に入って起こっていて、今の沖縄の救急医療、医療全体の逼迫を招いているんだと思う」

 そうした状況のなか迎えた夏休み。医師の口からは厳しい言葉が…。

 友愛医療センター救急科・山内素直部長:「(Q.観光客が大きなけがをしたら(受け入れる病床は)ない?)残念ながら、そうなりますね」「私たち医療者からお願いしたいことは沖縄、楽しんでほしい。けど、地域の沖縄の医療を守るための意識を持って沖縄を楽しんでほしい」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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