【東京地検特捜部が捜査】五輪組織委元理事の会社 スポンサーから現金4500万円受領か

【東京地検特捜部が捜査】五輪組織委元理事の会社 スポンサーから現金4500万円受領か

東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の元理事が代表を務める会社が、大会スポンサーだった紳士服大手「AOKIホールディングス」側から多額の現金を受け取っていた疑いがあり、東京地検特捜部が捜査を進めていることが分かりました。

関係者によりますと、組織委員会の高橋治之元理事が代表を務める会社が大会のオフィシャルサポーターだった「AOKIホールディングス」側との間でコンサルタント契約を結び、現金4500万円あまりを受け取っていた疑いがあるということです。

組織委員会の役員は法律で「みなし公務員」と規定され、職務に関する金品の受け取りを禁じられています。

特捜部はすでにAOKI幹部への任意の事情聴取を行っていて、幹部は「公式ライセンス商品がスムーズに販売できるようになることなどを期待した」という趣旨の話をしているということです。

AOKIは、取材に対し「回答を控える」としていて、特捜部は、資金提供に対する高橋元理事の認識や提供の趣旨などを慎重に調べているものとみられます。
（2022年7月20日放送)

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