第7波の到来か？全国的に新型コロナの感染が拡大　子どもは他のウイルスにも要警戒｜TBS NEWS DIG

第7波の到来か？全国的に新型コロナの感染が拡大　子どもは他のウイルスにも要警戒｜TBS NEWS DIG

「第7波」の到来なのでしょうか。再びコロナの感染が拡大しています。きのうは全国で3万6000人、東京では8000人を超える感染が発表されました。

きょう、東京で新たに発表されたコロナの感染者数は8341人。一日あたりの感染者数が8000人を超えるのは今年4月14日以来で、先週水曜日のおよそ2.2倍です。

東京都 小池百合子知事
「やはり亡くなる方をいかに抑えるかというポイント。そのために重症になる方を抑えていく」

全国的な感染の再拡大。知事たちは危機感をあらわにしています。

愛知県 大村秀章知事
「明らかに“第７波”の襲来だと言わざるを得ない」

島根県 丸山達也知事
「過去最大の感染が続いている」

大阪府 吉村洋文知事
「オミクロン株の亜系統については警戒をしなければならないというふうに思っています」

感染再拡大の要因の一つに、厚労省の専門家会合は、オミクロン株の新たな変異ウイルスへの置き換わりを指摘します。

厚労省アドバイザリーボード 脇田隆字座長
「『BA.5』の置き換わりというもので、今後の感染者数の増加、これが加速をしていく可能性がある」

こうした中、都内の小児科では・・・

クリニック＆チャイルドケアばんびぃに 時田章史院長
「特に先週ぐらいからお熱を伴う患者さんが増えてます。コロナの陽性の方が増えてるっていう印象持ってました」

先週、発熱の症状で受診した子どもの数は100人を超え、前の週のおよそ1.4倍に。14人がコロナ陽性と確認され、熱中症を疑い受診したところ、コロナ陽性だったケースもあったといいます。さらに、コロナ以外のウイルスによる発熱患者も増えているとして警鐘をならします。

クリニック＆チャイルドケアばんびぃに 時田章史院長
「RS（ウイルス）とかヒトメタニューモウイルスというような感染症が増えています。咳とか痰とかゼーゼーがひどくなるからお熱が意外と長引く。症状に応じて検査しますので、かかりつけの先生の判断に従って対応していただければと思います」

厚労省は全国の自治体に対し、発熱患者が確実に検査を受けられるよう医療機関や検査体制の確保を求めています。

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