英閣僚2人辞任「信頼失った」ジョンソン首相に抗議(2022年7月6日)
イギリスの財務相と保健相がジョンソン首相への「信頼を失った」として抗議の辞任をしました。不祥事が相次ぐジョンソン政権にとって、大きな打撃です。
イギリスのジャビド保健相は、ジョンソン首相宛の書簡で「もはや良心の呵責（かしゃく）に耐えられない」とし「あなたのリーダーシップの元では状況は変わらず、あなたは私の信頼を失った」と辞意を表明しました。
同じく辞任したスナク財務相も「国民は政府が適切かつ、真剣に運営されることを望んでいる」とジョンソン首相の政権運営への批判の意思を明確に示しています。
ジョンソン首相は、自身のロックダウン中のパーティーへの参加や与党・保守党幹部の痴漢行為など相次ぐ不祥事への対応に追われ、党内からも辞任を求める声がさらに高まっています。
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