【物価高に負けず絶好調】値上げの月に“過去最高”の売上げも その理由は…

【物価高に負けず絶好調】値上げの月に“過去最高”の売上げも その理由は…

【物価高に負けず絶好調】値上げの月に“過去最高”の売上げも その理由は…

コロナ禍や原材料費の値上げなどで、様々な業態が苦戦をしいられています。そのような中、全体の約2割のメニューを値上げしたのに、過去最高の売上げを記録した飲食チェーンや、店舗数を伸ばし続ける店があります。その理由を取材しました。

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物価高が続く中、大型のショッピングセンターを中心に野菜などの食料品やお弁当などを販売する「わくわく広場」では、安さを喜ぶ声が聞かれました。

「安いし新鮮なので、いつもお世話になっています。すごくありがたいです」

千葉県の会社が運営していて、今年だけで全国に7店舗と、ハイペースでオープンしています。人気のワケは――

千葉県の野菜農家
「直接、畑から持ってきて、新鮮なものを販売できるっていうことですかね。安く提供できるようがんばっているので」

問屋などを通さずに生産者が直接、商品を出品するため、売り場には安くて新鮮な商品ばかりが並んでいます。

わくわく広場・フルルガーデン八千代店 辻村和子さん
「ほかでは買えない商品がそろっていることが、お客様にも好評をいただいている。(売り上げも)全社的に120%に増えています」

地元の名産品など「道の駅」のような品ぞろえのため、出店先のショッピングセンターの食料品売り場との“競合”を避けられることも店舗急拡大の理由です。

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中華料理チェーン「餃子の王将」は、5月から看板商品の餃子を含む全体の約2割のメニューを値上げしましたが、むしろ5月は創業以来、過去最高の売り上げを記録しました。

値上げしたメニューは、よりおいしくなるよう改良し、割引キャンペーンも積極的に行い、店内、テイクアウトともに売り上げを伸ばしました。そして何より、独自の“修業の場”で培った商品、サービスへのこだわりがファンを離さない理由だと分析しています。

餃子の王将・販売促進部 池田勇気部長
「調理道場での研修を重ねてきた結果、値上げ以降も客数が減らなかった要因だと考えております」

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「1人焼き肉」「朝焼肉」など“コロナ禍”のニーズをつかんできた「焼肉ライク」。店舗数はこの3年で約4倍に拡大しています。(2019年21店舗→2022年82店舗)

その「焼肉ライク」が、今週から始めた驚きの“新サービス”が、「バラカルビ」「豚カルビ」「牛ホルモン」などが2170円で、なんと“最長7時間”食べ放題のコースです。6席限定とあって、行列ができていました。

黙々と肉を食べ続けていた“お一人さま”に、何回おかわりを食べたか聞いたところ、「1回です」と答えました。1時間ほどで、おなかいっぱいになったといいます。7時間フルで食べ続ける人は、まだいないということです。

“最大7時間”の食べ放題を始めた理由のひとつが――

焼肉ライク・マーケティング 佐々木月乃さん
「自分のペースで食べられたりとか、“好きな時間”を使っていただいて、食べ放題ができる」

時短要請などの制限がない今、時間を気にせず食事をする“外食の醍醐味(だいごみ)”を取り戻すためだということです。
(2022年6月30日放送「news every.」より)

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