【ウクライナ侵攻】ルハンシク州“最後の拠点” ロシア軍が攻勢強める
ウクライナ東部ルハンシク州の完全制圧を目指すロシア軍は、ウクライナ側の最後の拠点リシチャンシクへの攻勢を強めています。一方、首都キーウでもおよそ3週間ぶりとなる本格的なミサイル攻撃が行われ、死傷者が出ています。
26日、キーウの9階建てのマンションに、ロシア軍のミサイルが着弾しました。映像からは、ウクライナの首都キーウで、7歳の女の子がガレキの中から救助される様子が確認できます。
ウクライナ内務省によりますと、7歳の女の子を含む少なくとも5人が負傷、女の子の父親は建物から救出されましたが、死亡したということです。
ロイター通信によりますと、首都キーウへの本格的な攻撃は、今月5日以来およそ3週間ぶりです。
一方、ロシア軍が完全制圧を目指す東部ルハンシク州をめぐっては、主要都市セベロドネツクが25日、ロシア側に完全に占領され、ウクライナ軍最後の拠点リシチャンシクが連日、激しい攻撃を受け続けています。
ルハンシク州のハイダイ知事はSNSで、「リシチャンシクは、もはや認識できないほど多くの空爆を受けている」と伝えました。
(2022年6月27日放送)
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