【斬新】“粉末状”や“炭酸水で割るビール”も登場 ビール離れ打開へ

【斬新】“粉末状”や“炭酸水で割るビール”も登場 ビール離れ打開へ

【斬新】“粉末状”や“炭酸水で割るビール”も登場 ビール離れ打開へ

気温も上がり、夏に欠かせない飲み物ですが、年々進化を遂げています。炭酸水で割って飲むことができるビールが発売されるなど、自分好みの味を求める動きが広がっています。

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ソーダやお茶など、数々の飲み物を扱っている無印良品が“一風変わった飲み物”を販売しました。それは、“粉末状”の飲み物です。ジュースや抹茶ラテなど約10種類あり、水の量を調整するだけで自分好みの味にできるといいます。

お客さん
「楽しそうかなと、子供と混ぜたりするのが良さそうだったので」

おうち時間が増えるとともに人気となり、今では定番商品となっているといいます。

良品計画・食品部 松田陽平さん
「缶の飲料のように持ち運びをして、長く楽しんでいただくというよりかは、おうち時間を大切にしていただくために、リラックスやリフレッシュをしていただくと」

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進化を続けるドリンク。21日、大手飲料メーカーの「サントリー」が発表したのは、“炭酸水で割って飲むビール”です。

サントリービール 西田英一郎代表取締役社長
「炭酸で作る自由なビール、『ビアボール』です」

炭酸水で割って飲む家庭用のビールは、日本で初めてといいます。原液に炭酸水を入れ、好きな濃さで自由に楽しめるのがウリだという新たなビールです。

開発したのには、“ある課題”があったといいます。

サントリービール・マーケティング本部 佐藤勇介さん
「(ビールは)苦みみたいな味の部分を言われることも多く、味わいのところで若い世代が受ける味を作るのもそうなんですけど、『ビールって楽しいお酒なんだよ』ってことを伝えることが大事だと」

心がけたのは“楽しさ”。コロナ禍により、家でお酒を楽しむ機会が増える一方で、若者のビール離れが進んでいるといいます。こうした状況を打開するため、割って飲むビールを開発しました。味だけでなく、自分でビールを造る楽しみも味わってもらうことで、若者の心をつかみたいといいます。

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そして、好調が続くのが炭酸水です。全国清涼飲料連合会によれば、生産量は2015年に18万3700キロリットルだったものが、2021年には34万4900キロリットルと、過去6年間で倍近くまで伸びています。今年1月には、炭酸飲料を入れられる水筒も登場しました。発売からわずか3か月で、10万本が売れるほど人気となっています。

そんな炭酸水で割って飲むのは、ビールやジュースだけでなく、“お酢”もあります。果実を発酵してつくられた飲むお酢で、マスカットやパイナップルなど8種類の味が楽しめるといいます。

CJ FOODS JAPAN マーケティング部・美酢担当 池田惠美子さん
「『お酢飲みにくい』と思って、無理に飲んでいた方が多かったと思うんですが、飲みやすくできないか考えて(作って)、アレンジの豊富さも、お楽しみいただいている理由の一つだと思います」

牛乳を入れればヨーグルト風の飲み物になり、さらにゼリーやドレッシングも作れるなど、アレンジの豊富さが人気の秘密だといいます。

CJ FOODS JAPAN マーケティング部・美酢担当 池田惠美子さん
「食事のお供にだったりとか、リラックスタイムだけでなく、疲れたときの気分転換であったり、楽しんでいただければと思います」

自分好みの味を求める動きは、今後さらに広がりそうです。
(2022年6月21日放送「news every.」より)

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