オミクロン対策「国内の予防 検査 早期治療枠組み強化」岸田首相
岸田総理は年頭の記者会見に臨み、新型コロナのオミクロン株対策について「重点を国内対策に移す準備を始める」と明らかにしました。
岸田首相
「国内における予防・検査・早期治療の枠組みを一層強化し、オミクロン対策の重点を国内対策へと移す準備を始めます」
岸田総理は、▼現在の水際対策の骨格は維持するほか、▼３回目のワクチン接種の前倒しについて、全国９００万回分の未使用のワクチンも活用して、高齢者接種のさらなる前倒しを行うことを表明しました。このほか、自治体の判断で▼陽性者を全員入院、▼濃厚接触者を全員宿泊施設待機としている現在の取り組みを見直す考えを示しました。
岸田総理は会見に先立ち、就任後初めて伊勢神宮を参拝し、「新型コロナに打ち勝てるよう、また、国民にとって今年が素晴らしい一年になるよう」祈ったということです。総理による参拝は毎年の恒例行事ですが、菅前総理は去年、新型コロナの感染拡大のため、参拝を見合わせていました。（04日14:35）
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