容疑者は「大人しい性格」「好印象」・・・“建材店全焼”放火の疑いで パート従業員逮捕(2022年6月15日)
埼玉県草加市の建材店が全焼した火事で、放火の疑いでパート従業員が逮捕された事件。容疑者の男は、防犯カメラに映らない場所にある作業靴売り場に火を付けたとみられることが分かった。
■出火直前まで店内にいた客「不自然だなと」
草加市の建材店が全焼した火事。現住建造物等放火の疑いで逮捕されたのは、この建材店に勤める32歳のパート従業員の男だ。
捜査関係者によると、火災当日も店で勤務していた男は、防犯カメラに映らない場所にある作業靴売り場で、並べられている靴に火を付け、そのまま立ち去ったという。
その後、火が店内の商品などに燃え移り、火災が大きくなったとみられている。出火直前まで、建材店の中にいた客が、容疑者らしき人物とすれ違っていた。
出火直前まで店内にいた客：「すれ違う時に軽く下を向いて、すごい暗い感じで、『いらっしゃいませ』と言われて。店員にしては不自然だなと思った」
■容疑者は「大人しい性格」「好印象の人物」
容疑者と数日前に言葉を交わしたという人は、次のように話す。
自治会長：「俺も信じられないよな。まさかと思っている」「（Q.そういうことをするようには？）思えないな。お話もよくするし。（容疑者は）人見知りするっていうのかな。俺なんか年中話をするから、声を掛ければ喜んで寄って来て話をするタイプ。世間話をしたり、町会の話をしたり。非常に犬を可愛がって散歩をしている。ついつい、その辺で会う人と会話は、結構はずんでいたんじゃないかな」
おとなしい性格で、好印象の人物だったという容疑者。警察の取り調べに対して、逮捕されたパート従業員の男は「お店に火を付けた」「仕事でストレスがあった」と供述し、容疑を認めている。
（「大下容子ワイド！スクランブル」2022年6月15日放送分より）
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