【Runny Noize】芸人とバンドの両立に“あんまない活動” 山田健人「お互いの活動が円滑にできるように」
“芸人”と“バンド”の二刀流として活動する洲崎貴郁さん(33)と山田健人さん(33)。2人が中心となって結成した4人組バンド・Runny Noize（ラニーノイズ）が初のフルアルバムを発売しました。亀田誠治さんにプロデュースしてもらった経緯や、芸人とバンドの両立について語ってもらいました。
Runny Noizeは、ボーカル/ギターの洲崎さんと山田さん、ボーカル/ベースのフクシマテツヤさん(32)、ドラムスの児玉とみー優也さん(33)からなる４人組。12月に、サウンドプロデューサーとして亀田誠治さんを迎え入れ、初のフルアルバムを発売しました。2020年7月に亀田さんとリモート会議で初めて対面して以降、何度もリモート会議を重ね、時間をかけて制作してきました。
――亀田さんにプロデュースしてもらった経緯は？
洲崎：これはもともと僕らが友達で(笑)
山田：はい。前々からやりたいねって言ってて、やっと形になったっていうか
洲崎：電話1本で来てくれた
山田：最初こっちから断ったんですけど
テツヤ：もうちゃんと言う空気かなと思ったんだけど(笑)
山田：ぼくたちのボスである吉本の社員さんが以前、亀田さんとお仕事をしたことがあって、もともとつながりがあったみたいで、改めて再会したときに僕らのバンドを紹介してくれて、曲を聴いて（亀田さんが）「いいバンドだね」って言ってくれたみたいで
バンド活動と並行して、お笑いコンビ・ラニーノーズとしても活動する洲崎さんと山田さん。2019年『歌ネタ王決定戦』で優勝、2020年『上方漫才協会大賞』で話題賞を受賞するなど、若い女性を中心に人気を集めています。
――2021年を振り返ってどんな1年でしたか？
山田：レコーディングもあったりお笑いもあったりやと思うんですけど、怒とうであっという間というか、1年が早かったなって感じですね
――結構充実してた？
山田：充実してたんでしょうけど、何をしてたか全然思い出せないというか(笑)
――洲崎さんは？
洲崎：今まではやっぱりお笑いの方が重たかったんですよ、仕事量で言うたら。やけど(バンドとお笑いが)ちょうど釣り合ったぐらいの仕事量だったなっていう
――今後どっちに重心を？
山田：うまくいったほうを全力でやっていこうかなと(笑)
洲崎：切るんや、うまくいかなかったほうは切るんや(笑)
山田：あんまない活動だと思うんですよ。芸人しながら音楽も、どちらも1から始めてくっていうのが。コンビで、しかも一緒にバンドメンバーとやっていくってないから、試行錯誤しながらなので、スケジュールとかいろんな問題がぶつかるんですけど、よりうまく歯車が回ってお互いの活動が円滑にできるようにしていきたいなと思っています
12月28日、満席だと2000人収容するという大阪・なんばHatchで、バンド史上最大規模のワンマンライブを開催。今後やってみたい会場を聞いてみると―
洲崎：この先見据えて、もっと大きい場所でもやっていきたいね
――具体的にどこでやりたい？
山田：どこでやりたいか？ここ（吉本興業の中庭）でやりたいですね
3人：ここ！？
山田：本社に特設ステージ組んで、お客さん入れて
洲崎：たしかに、そこでやる？って場所でもおもしろいかもしれないですね
山田：武道館ももちろんしたいですけど、たくさんいるんでね
さらに、取材中終始仲の良さが垣間見えていた4人に、今後どういうバンドになりたいか聞いてみました。
児玉：今も仲良いんですけど、さらに仲良く…
山田：まだ仲良くなるんや(笑)
洲崎：仲悪くならないようにやったらわかるねん。もっとってなんやねん (笑)
山田：どの基準でお前は達成したと思うねん。手つないで歩いてたらか？ (笑)
山田：打ち上げとかでも他のバンドとしゃべらんとこの4人で固まってたりするんで、それはそれで問題やなと思いますけど
テツヤ：友達がいっぱいできるバンドがいいと思います。同僚のバンドマンとかからしっかり愛されるバンドになっていきたいなと思います
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