【山梨・道志村】山中で続く捜索も…新たな遺留物見つからず
行方不明になった小倉美咲さんとDNA型が一致する肩甲骨が見つかった山梨県道志村の山中で、警察は16日も捜索を行いましたが、新たな遺留物は見つかりませんでした。
道志村山中の枯れた沢では先月23日に頭の骨が発見され、その後、靴や衣類、4日には肩甲骨などが次々と見つかりました。
警察は14日、肩甲骨について、付近で行方不明となっていた千葉県の小倉美咲さん(当時7歳)とDNA型が一致したと発表しました。
また、枯れた沢について捜査関係者は「急峻(きゅうしゅん)で足場が悪い上、大きな石や落ち葉が多く捜索が難しい」と説明。現場の状況から、3年前の美咲さんの捜索について、「枯れた沢に下りての捜索は困難で、上流部から見回すだけでは発見できなかった可能性がある」ということです。
捜査関係者は「美咲さんは行方不明になった直後に死亡したとみられる」としていますが、死因は特定されていません。
15日は捜索ボランティアが現場近くを訪れ、手を合わせて無念さをにじませました。
警察による16日の捜索では、新たな遺留物は見つかりませんでした。警察は17日も捜索を行う予定で、事件と事故の両面で調べています。
(2022年5月16日放送)
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