【池袋暴走事故】SNS“炎上”狙ったか…池袋暴走事故の遺族侮辱　書類送検の男「警察沙汰になるとは…」

【池袋暴走事故】SNS“炎上”狙ったか…池袋暴走事故の遺族侮辱　書類送検の男「警察沙汰になるとは…」

東京・池袋の暴走事故の遺族、松永拓也さんをSNS上で「金目当てだ」などと侮辱したとして、無職の男が書類送検されました。男は取材に対し、「炎上商法でやった」「警察沙汰になるとは思っていなかった」などと語りました。

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松永拓也さん（35）
「亡くなった真菜と莉子のことまで侮辱されたので、非常につらかったです」

今月19日に、東京・池袋で起きた暴走事故から3年がたちました。松永拓也さんは、当時3歳だった娘の莉子ちゃんと、妻の真菜さんを亡くしました。

その松永さんのツイッターの投稿に対し、先月、“ひぼう中傷”が投稿されました。

「金や反響目当てで闘っているようにしか見えませんでした」

「そんな父親、天国の松永莉子ちゃんと松永真菜さんが喜ぶとでも？？」

妻と娘を亡くした松永さんへの、SNS上でのひぼう中傷。警視庁は28日、松永さんをSNS上で公然と侮辱したとして、愛知・扶桑町に住む無職の男（22）を書類送検しました。

なぜ、松永さんを侮辱するような投稿をしたのか。先月、取材に対し男は――

書類送検された男
「自分が投稿する内容が、極めて炎上まがいなツイートで、悪い意味で反響していて、悲願が達せられたのでいいと思っていました」

――悲願というのは？

書類送検された男
「もともと炎上商法でツイートを続けていて、いろんな人に見てもらえたことです」

“炎上”を狙っていたという男。

書類送検された男
「どうせ見てくれないだろうと思って、軽い気持ちで送っていたので、警察沙汰になるとは思っていなかったので」

調べに対し、容疑を認めているということです。

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男の書類送検を受け、松永さんは「自身がした発言、それによって傷ついた人がいるということを、しっかりと向き合っていただきたいなと。画面の向こうに、自分と同じ心を持った人間がいるんだということを、ぜひ多くの方に考えるきっかけになっていただきたいなと」と話しました。
（2022年4月28日放送「news zero」より）

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