【 新型コロナ】オミクロン株の新変異“海外渡航歴なし”仙台で確認
厚生労働省は、新型コロナウイルスの新たなオミクロン株の組み換え体の変異ウイルスが、宮城県仙台市居住の感染者から確認されたと発表しました。
厚労省によりますと新たに確認された変異ウイルスは、オミクロン株の「BA.1」と「BA.2」の遺伝子の一部が組み換えられたタイプで、すでに確認されている「XE系統」とは異なります。
先月下旬に発症した仙台市内に住む感染者から確認されたということで、症状は重くなく、すでに療養を終えているということです。また、海外の渡航歴はないということです。
国立感染症研究所は、スパイクタンパクに組み換えがあるものの「現時点で、感染力が強いかは不明」とした上で、「BA.2への置き換わりが進む中で国内で組み換えが起きても不思議ではないが、海外から持ち込まれたか、判断できない」としています。
(2022年4月28日放送「news every.」より)
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