草加５人死傷事故 逮捕の大学生「バイト仲間を送っていく途中」
埼玉県草加市で女性２人が死亡、３人が重軽傷を負った自動車事故で、酒気帯び運転の疑いで逮捕された大学生の男が「バイト仲間を送っていく途中だった」と供述していることが新たに分かりました。
２３日午前６時半すぎ、草加市の市道の交差点で、６人が乗ったワンボックスカーが道路脇の標識の支柱などに衝突して大破し、東京・足立区に住む専門学校生の中村梨乃さん（２０）と大学生の女性（１９）が死亡したほか、３人が重軽傷を負ったものです。
警察は酒を飲んだ状態で車を運転したとして、酒気帯び運転の疑いで八潮市の大学生・岡田秀平容疑者（２０）を逮捕、送検しました。岡田容疑者は取り調べに対し、「コンビニで酒を買い、カラオケ店に持ち込んで６人で飲んだ」と容疑を認めていましたが、その後の捜査関係者への取材で、６人は県外の飲食店のアルバイト仲間で、岡田容疑者は「仲間を送っていく途中だった」と供述していることが新たに分かりました。
警察は危険運転致死傷の疑いもあるとみているほか、同乗者についても飲酒運転を幇助した疑いで捜査を進めています。（24日21:52）
