松野官房長官 北京五輪 閣僚ら派遣見送り表明
政府は来年開催される北京オリンピック・パラリンピックに政府関係者を派遣しない考えを明らかにしました。
松野長官は午前の会見で、▼東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長、▼日本オリンピック委員会の山下泰裕会長、▼日本パラリンピック委員会の森和之会長が参加すると発表しました。北京五輪をめぐっては、中国国内の人権問題などを理由に、アメリカ、オーストラリア、イギリスなどが政府関係者を派遣しない、いわゆる“外交的ボイコット”を表明しています。
日本国内でも自民党内などから政府関係者の派遣に反対する意見が強く、岸田総理は２１日の会見で、「さまざまな点を勘案して、我が国の国益に照らして判断をしていく」などと述べていました。（24日11:46）
