北朝鮮ミサイル発射対応の避難訓練 約4年ぶり再開へ 今年夏ごろにも
政府が北朝鮮のミサイル発射に対応するため、住民も参加する地方自治体との共同での避難訓練をおよそ4年ぶりに再開する方針であることがわかりました。
弾道ミサイル発射を想定した共同の避難訓練は国民保護法に基づき、2017年3月以降全国で実施されてきました。
アメリカと北朝鮮の対話の進展などを背景に近年は行われていませんでしたが、北朝鮮によるミサイル発射は続いており、非常時の対応能力を維持、確認する必要があると判断されました。
政府関係者によりますと、新型コロナウイルスの感染状況やワクチン接種の進捗などを総合的に判断し、今年夏ごろから再開させる方向で調整しているということです。
（15日09:29）
