北朝鮮・金正恩総書記の妹・与正氏、韓国に対し核兵器使用も辞さない構え
北朝鮮の金正恩総書記の妹で朝鮮労働党副部長の与正氏は談話を発表し、韓国が軍事的な対決を選択した場合には核兵器の使用も辞さない構えを示しました。
金与正氏は4日付で発表した談話で、韓国の徐旭国防相が北朝鮮への先制攻撃に言及したことを改めて批判。韓国が軍事的な対決を選択した場合、「核戦闘武力は任務を遂行しなければならなくなるだろう」とし核兵器の使用も辞さない姿勢を強調しました。一方で、韓国側が軍事行動を取らないなら「一発の銃弾や砲弾も撃たない」とも主張しています。
与正氏は2日付で発表した談話では、徐旭国防相について「くず」などの言葉を用い罵っていましたが、今回、核兵器の使用も辞さない構えを示すことで韓国への圧力の度合いを強めています。
（05日11:48）
