【乃木坂46】日刊スポーツ「ポスト生ちゃんは…誰！？」

乃木坂46生田絵梨花 (24)の卒業コン サート千秋楽公演が15日、横浜アリーナ で開催された。11年8月の結成からグル テープを引っ張り続けた生田が、大みそかをもってグループから去る。 ベテランの卒業が相次ぎ、乃木坂46は確実に過渡期を迎えている。

アイドル界を見渡しても、生田のよう なさまざまな魅力を兼ね備えたメンバー はなかなかいない。当然、グループにと って決して替えの効かない存在で、抜け る穴は非常に大きい。ただ、比較的世代 交代が順調に進んでいる乃木坂46には有 望な若手も多い。 「ポスト生田」という言葉で安易にくくるのは難しいが、あえて生田の後継者となるメンバーを挙げるならば、候補は複数いる。

生田のグループ随一の歌唱力に目を向 けるなら、久保史緒里 (20) や賀喜遥香 (20) らの名前が挙がる。 特に賀喜ら4 期生は、今年スタートした日本テレビ「乃木坂スター誕生!」で毎週歌声を披露し ており、歌への意識が高まったという。 柴田柚菜 (18) 林瑠奈 (18) ら、歌のう まいメンバーを挙げれば枚挙にいとまがない。

舞台やミュージカルでの活躍に着目す ると、中村麗乃 (20) や伊藤理々杏 (13) らは場数も多く、今後もさまざまな作品に出演していきそうだ。 生田に憧れて乃 木坂46に加入した最年少の筒井あやめ (17) も今年初主演舞台を踏み、度胸十分の演技を見せた。同じく生田に憧れて加入した遠藤さくら (20) も、来年のテレビドラマ出演が発表されており、女優としての活躍も期待されている。

年齢もキャリアも離れていない2期生も含めて、今でも生田に憧れる後輩は多 い卒業コンサートのステージで筒井は 「生田さんと一緒に歌えて本当にうれしかった」と喜びをかみしめた。替えの効かない存在だったからこそ、全員で生田の穴を埋めていく。 【横山慧】