【元乃木坂46】松村沙友理、パパ活で生計を立てる女性役に「自分と正反対のキャラクターに戸惑いもあった」
――どのように臨まれましたか。
撮影当時は乃木坂46に在籍していましたので「アイドルとしての可愛らしさ」とは切り離された「美穂という私」への切り替えがすごく大変でした。ふくだ監督にも「松村沙友理じゃなくて、美穂が観たい」と言われましたので、どう松村沙友理を封印するかが課題でもありました。美穂とはまったく境遇も性格も異なりますが、同じ女性として共感するところもありました。年齢が上がるにつれて求められることが変わってきて、私もアイドルとして壁に当たることもあり、美穂を通じてみんな同じ悩みを抱えているのかなって思いました。
――ご自身とは正反対の美穂というキャラクターにどう向き合いましたか。
台本を読んだ段階では面白い作品で「こういう難しい役にも挑戦したい」という前向きな気持ちでしたが、実際に撮影に入ると自分が思っていたものとは全く違っていました。パパ活をやる女の子はどういう子なのか自分なりに調べていましたが、現場に立って表面の薄いところしか見ていなかったんだと痛感させられて。最初に台本を読んだ時と、実際に演じ始めた時とでは、180度ぐらい違う人物になったと思います。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f0131e1563b269d2b18922aa67797fdd1d3a742a