吉田羊さんが松井玲奈を語る「どこにいても、誰といても、何をしても、ブレない人」
みなさまこんばんは。
夜分に失礼しますよ。
共演者紹介十七人目。
#松井玲奈 さん。
れなちゃんは、例えるなら青い炎。その内には確かに熱い火が燃えているのに表には決してそれを見せない。そして孤高の登山家。クールに、淡々と、客観的に、登るべき山の頂きを目指す。そしてそれは、彼女が現役アイドル時代に私が抱いていた彼女のイメージそのまま。
そうか、どこにいても、誰といても、何をしても、ブレない人なのだこの方は。今回のアントニーには、そんな彼女の強さと孤独がいいエッセンスとして滲み出ています。ご本人とアントニーが重なる瞬間を、きっと皆様は幾度となく目撃されることでしょう。
そんな彼女も役を外れれば一人の女の子。
そう、’松井玲奈’でもない、ただの女の子。女性だけの座組み、しかもほぼ姉さん方というのが彼女をそう居させたのだとしたら、常に外で気を張っているだろう彼女にとっては、良いことだったかなぁと思ったり。また稽古場ではお隣の席で、手作りのお弁当やマフィンを覗き見しては、「ちゃんとしてるなぁ」と思ったものです笑
民衆の心を捕らまえ扇動していくアントニーの名演説を、
どうぞお楽しみに。
Her name is Rena Matsui. She plays Antonius. If I compare her to something, it’s a blue flame. There is certainly a hot fire in it, but she never show it on the table. And she’s like a solitary mountaineer. Coolly, plainly and objectively, aim for the top of the mountain to climb. She is the one who never loses sight of her core no matter where she is, who she is with, or what she does. One day, when I was looking at her muffin with hungry‐looking eyes, she shared it with me the next day, … the muffin was sooooo delicious! Thank you Renantonius!!!
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